2007 秋: 2007年9月 9日
眠ったままの脳ミソを叩き起こしながら飛行機を降りると、すでに人影はまばら。アンカレッジ空港は北ターミナルしか経験が無く、南ターミナルは初めてなので、出口が判らず右往左往。。。
「ここまで来て置いてけぼりになったら...」という不安が一瞬頭をよぎりました、「Baggage Claim」と書かれた看板を見つけ、それを頼りに矢印の方向に進むと出口がありました。
セキュリティ・エリアを出て、エスカレータを降りていると目立つ位置に日本人が1人立っているのが見えます。
「地球の歩き方の写真と若干印象が違うけど、たぶんあれが安藤さんだよね~」と思って声をかけると、やっぱり安藤さんでした。無事に合流して一安心。
荷物の受け取りもアンカレッジでは何の問題も無く、そそくさと駐車場に停めてあるバンまで移動。
外は小雨が降っていますが、傘を差すほどではありません。安藤さんによると「昨日までは大雨が降っていた」のだとか。
スーツケースをバンに積み込んだ後、簡単な挨拶を交わして宿泊先のB&Bまで移動。
「あっ、あのー、お昼食べてないんですけどぉ...」と言うの忘れてしまいました。
その結果、この日のお昼ご飯は抜き......。
今日の宿泊先「SUSITNA PLACE B&B」は、ダウンタウンの中心部にも近くてリビングからの眺めも最高なロケーションにも関わらず、「地球の歩き方」にも載せていない「穴場的な宿」(安藤さん談)なのだとか。
到着してまずはオーナーのDavidさん、Lindaさんご夫妻にご挨拶。続いて共有スペースや部屋の案内を受けます。たけなべに割り当てられたのは、St.Eliasというシングルルーム。
Davidさんが「この部屋はスペシャルなバスルームがある」と言いながら案内してくれます。たけなべが「どういう意味!?」と不思議がっていると、Davidさんが1枚のドアに手を掛けます。
「おー、この部屋はB&Bなのに専用のシャワールームがあるのか!」と期待すると、ドアの向こうにはもう一枚のドアが。そのドアを開けると、シャワーとトイレ......。
「何で2枚もドアが!?」と思ってシャワールームの反対側に目をやると、そこにもドアが!その先は誰もが通る廊下。
と、いうことは......。
「君が使うときは反対側のドアをロックするように。誰か使っているときは君の部屋のほうのドアに鍵がかかっているから。でも時々、ロックするのを忘れる人が居るから気をつけてね」(Davidさん談)だって。
「気をつけてね」って言われても...。どう気をつけたものか困ってしまい、「スペシャル」なドアはずっと鍵を掛けたまま。
シャワーやトイレを使うときは自分の部屋からではなく、反対側の廊下側のドアからしか出入りできませんでした。。。
ある意味、スペシャルではありますが...。
スーツケースや荷物を部屋に置いた後、リビングに集まって明日以降のスケジュールの説明。
明日からフェアバンクス到着までは買い物できる店が無いということで、説明会のあとはスーパーマーケットとアウトドアショップに買い出しへ。
スーパーマーケットでは車内での飲み物やお菓子を3日分買い込み、お土産になるようなお菓子も探しましたがましたが、こちらは見つからず。。。
アウトドアショップでは「ベア・スプレー」や「クマ除けフードボックス」を見て、アラスカらしいな~とは思いましたが、買ったところで持ち帰るわけにも行かず、ひたすらウィンドウショッピング。。。で、お買い物は終了です。
B&Bに戻った後は、歩いて「GLACIER BREWHOUSE」へ。たけなべ一人だと、食事は手抜きになりがちなので、団体行動はとても助かります。今回の旅行では充実した食生活が送れそう。
安藤さんに地ビールや料理の説明、安藤さん流のパンの食べ方を教わりながら、楽しく晩ごはんをいただきました。
たけなべ が頂いたのは、ビール一杯と魚料理。普段だと軽くビール2杯くらいは行くのですが、この日は移動の疲れもあってかビール1杯でほろ酔い気分。
千鳥足でB&Bまで戻ると、すぐにベッドへ倒れこみ眠りにつきました。