旅の感想

2度目のアラスカは、天候にも月齢にも恵まれて、オーロラへの期待が大いに高まったものの、昨年ほどのブレイクには出会えず、少し残念な結果に終わりました。
しかしながら両親にオーロラを見せるという念願を叶えることもでき、とても満足できる旅行でした。

現地の方々に言わせると昨年も暖冬だったそうですが、今年は更なる暖冬でチェナ川への進入が禁止されていました。
フェアバンクス市内は到着した当日から気温が下がり始め、幻想的な霧氷を見ることができたのは幸運だったでしょうか。オーロラ観測の場所となるクリアリーサミット周辺は標高が高く、冷気が溜まらないためフェアバンクス市内より気温も高くてマイナス10度以下になることはありませんでした。
カメラの電池も交換不要で、昨年の旅行では役に立った外部バッテリーは用無し。防寒着を着込んでいると、汗ダクになってしまうような状況でした。

今年は熊谷ご夫妻の経営するオーロラロッジを訪問でき、新年のカウントダウンを体験する機会にも恵まれました。40人近くで押しかけると、さすがに手狭な感がありますがアットホームな雰囲気でもてなしていただきました。新設されたデッキもオーロラ観測にはGoodです。
スキーランドはメインロッジが駐車場脇のロッジに移動していたのにビックリしました。旧メインロッジからはトイレさえも無くなっていたので、さらにビックリ。人の多さは相変わらずなので、ロッジの中は大変な混雑ですが、今年は気温が高くてロッジの外に出ている人も多かったので昨年ほどではなかったでしょうか。

カメラを持参してオーロラ撮影をする方は、昨年よりも少なかったように思いますが、撮影場所の確保は相変わらず大変でした。良い構図をゲットして撮影を開始したところ、無言のまま目の前でカメラをセットされたり。。。みなさん、マナーは守りましょうね。
さらにフィルムカメラよりもデジタルカメラを使用される方が増えたことが、撮影場所の確保を一段と難しくしています。デジカメの液晶画面はフラッシュ撮影以上に写真の趣を損ないますので...。

昨年に引き続き年末年始の旅行でしたが、元日のフェアバンクス市内は初経験でした。あそこまでギフトショップが休業しているとは...。まあ、滅多に無いことですし、後になってみればトラブルのほうが思い出として記憶に残ります。

フェアバンクス直行便も2年目になり、空港での対応も、ホテルでの対応も、かなり快適なものになってきたように感じました。これも現地ガイドさんをはじめとするみなさまのご尽力の賜物と感謝しつつ、より快適な対応(特に入国審査時の対応)をお願いしたいと感じた旅でした。

最後に、昨年に続いて楽しい時間を過ごすためのサポートをいただいた現地ガイドのみなさま、素敵なオーロラ観測場所を提供いただいた熊谷ご夫妻、Birdsall Familyに感謝です。ありがとうございました。

旅の記録

This site is
hosted by .heteml
Powered by Movable Type 4.26