目が覚めたのは午前0時くらい。オーロラの様子を窺いにキャビンの外に出て現地ガイドさんに教えていただいたオーロラ鑑賞スポットへ。
すると、かすかにオーロラが出ています。急いで部屋に戻って三脚とカメラを用意し、再び鑑賞スポットへ。
この時期に独りでオーロラ観測というのはクマが心配だったのですが、キャビンのスタッフらしき数人の若者が近くで騒いでいてくれて丁度いいクマ除けになってくれています。
しばらくすると宿泊客らしきアメリカ人がやって来て、話しかけてきます。
「何を撮ってるんだ?」と聞いてきたので、「オーロラ...」と言って撮影した写真を見せると、「あそこに見えているのは、オーロラか!?撮り方教えろ!!」ということで、片言の英語で撮影講習会。
しばらくして「あんたのおかげで撮れたぜ!」って見せてくれた写真は自分が撮った写真よりいい感じ!
「Wao! Great!」のひとことで意気投合。
そうこうしていると日本人の人達も何人か様子を見に来られ、「出てますか~?」と聞かれたので、「薄いけど出てますよ~」と答えて即席のオーロラ鑑賞会。
結局、午前2時くらいまで粘りましたが、オーロラも収束して雲も出てきたので撤収。
その後、何度か外に出て様子を窺いましたが、オーロラは見えず。午前4時すぎには夜が明け始めました。
デナリでの観測は、「デナリでもオーロラを見た」というアリバイ・レベルに終わりました。残念。。