半年振りのオーロラ・ロッジ

食事を済ませた後は午後10時まで仮眠(6時間も寝ていたので、仮眠というには長すぎますが...)をとって、午後10時30分にホテルのロビーへ。この日は半年ぶりのオーロラ・ロッジです。
ロビーで待機していると、誠さんが出迎えにいらっしゃいました。たけなべの苗字は「よくある名前なので、名前を聞いただけだと思い出せなかった」そうですが、顔を見るなり「お久しぶりです」と声を掛けていただいたのは嬉しい限りです。

他のホテルを回って数名の方をピックアップした後、オーロラキャビンへ向かいます。今日のメンバーは、一人旅の学生さん2名、学会に出席されている先生1名、外国人の方1名と自分の計5名。キャビンに到着するとご夫妻のご友人が数名遊びにきていらっしゃいました。半年振りのオーロラ・ロッジは、少人数でアットホームな雰囲気。これまで直行便でしかお邪魔したことが無く、いつも40名近い大人数だったので、これはとても新鮮です。
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オーロラツアーのスタート時間を遅らせるあたりも、細かい心遣いに恐れ入ります。オーロラツアーは午後10時出発が普通ですが、今年からアメリカの夏時間が3月の第2月曜日からに前倒しになったため、試験的に30分ほどスタートを遅らせているのだとか。オーロラが活発になる時間に夏時間は関係ないですから、1時間遅れとすべきところなのかもしれませんが、1時間遅れだと翌日のスケジュールにも影響しますし、30分遅れのスタートは絶妙です。
そのほか半年前から変わったことといえば、テレビが新しくなっていたこと、トイレの調子が良くなかったことでしょうか。心配していた宿泊ロッジは2階建てになっていたものの完成はしておらず。

今年のフェアバンクスは気温が低い上、例年に比べると雪が、かなり少なかったとのこと。
いつもなら雪が断熱材の役割をしてくれるので、水道管が凍結したりすることは無いそうなのですが、今年は何度も凍結してしまったとのこと。

「トイレの調子も良くないので、小さい方なら男性は外で...」(誠さん談)。

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肝心のオーロラはといえば、昨晩以上に遠慮がち。
自ずとみなさんとの会話に花が咲きます。

興味深かったのは学会に参加されている先生のお話。
その先生が参加されている学会というのが、なんとオーロラに関する学会なのだとか!

昨晩スキーランドで撮影したオーロラの写真を今日の学会で見せたら盛り上がったというお話や、太陽風とオーロラの関係やオーロラ予報が当たる確率のお話とか。
オーロラのしくみはインターネットで聞きかじっておりましたが、専門家の方から興味深いお話を直接聞く機会ができて、感動してしまいました。

結局、2回ほどのブレイクがあったのですが、明るさも時間も昨晩に及ばず。タイムリミットの午前2時30分になって下山することに。残念。。。

旅の記録

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