自然の摂理

昼食後もリチャードソンハイウェイを更に北上。

道の両側は延々とスプルースと白樺の混生林が続きますが、ところどころスプルースが白く立ち枯れた場所が点在します。

立ち枯れたスプルース

ここ数年、アラスカでは松食い虫が異常発生していて、あまり対策も取らないので被害が拡大しているそうです。
松食い虫は気温が低いと死滅するので、地球温暖化が異常発生の一因になっているのではないかと言われているのだとか。

アラスカでは山火事も民家に被害が及びそうにならない限り、自然に鎮火するの待つと聞いたことがあります。
松食い虫も「自然の摂理」と割り切って、人の手を加えて対策することには消極的なのだとか。

まあ、それだけならまだ納得だけど、アラスカってゴミの分別もしないんですよね。
燃えるゴミも、燃えないゴミも、ビンも、缶も、全部一緒のゴミ袋に入れて埋め立て...。

そこまで行くと、自然の摂理に任せてるって言うより、単にルーズなだけって気もしないでは無いですが...。

アラスカに行くと環境問題について、いろいろと考えさせられます。

旅の記録

This site is
hosted by .heteml
Powered by Movable Type 4.26