See you next...

列車はマッキンリーに別れを告げてスシトナ川の渓谷を降っていきます。
風に舞うコットンフラワーが夕日に照らされて黄金色に輝いています。
黄葉のピークは過ぎていましたが、これはこれでキレイだなぁ。

渓谷を降り終えると再びマッキンリーのビューポイント。
最初は雲に邪魔されていましたが、徐々に雲が取れていき、山頂が顔を出してきました。

「あぁ、もう少し見ていたい...」と思ったところで、タルキートナの駅に到着。

昨年はツアー用の展望車だったこともあってタルキートナ駅で降車することができなかったのですが、今年はわざわざ「降車する人はボーディングパスを忘れないように!」ってアナウンスしてくれています。

デナリスターの重連機関車

そこまで言われたら降車するしかないよね...。
ってことで、降車してみたものの、観光施設がある訳でも無く、駅舎と数軒の食べ物の屋台が並んでいるだけ。

列車の先頭まで走っていって機関車の写真を撮影した後、のんびり戻ってきて駅舎を見学しても時間を持て余すほど。

車掌さんたちはと言うと、屋台でアイスクリームを買い食いしながら、店の人と談笑しています。
15分ほどの停車の後に出発。

車掌さんたちは屋台のお店の人たちに「See you next season!」と挨拶をしています。

そうか、もうすぐ観光シーズンも終わって、アラスカ鉄道は週一往復になるもんね。

旅の記録

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