2007 春: 2007年3月20日

良心的な!?タクシー

この日はフェアバンクス滞在の最終日。前回、前々回とお土産として持ち帰ったSanta's Smokehouseのスモークサーモンを調達しに行かねばねりません。
ホテルのフロントでタクシーを呼んでもらい、Santa's Smokehouseへ。

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そのときのドライバーさん(以下、ド)と、たけなべ(以下、た)のやりとり。

ド:「どこまで行くの?」
た:「サンタズスモークハウス」
ド:「それどこ?住所は?」
た:「ここ」(と、言って「地球の歩き方」のページを開いて指差す)
ド:「わかった」

「Santa's Smokehouseって有名なのかと思ってたけど、そうでもないのかな~」なんて思っているうちにSanta's Smokehouseに到着。料金を払って降りようとすると、

ド:「ここの店は旨いんだぜ!俺も何か買い物するから、ゆっくり買い物しな!!」

「え~!住所聞き返すぐらいだから、ココ知らなかったんじゃないの?」と不思議がっていると、それを尻目にズカズカと店内へ入り、試供品のサーモンをつまみ食い。それにとどまらず、冷蔵庫からソーセージを手に取ったかと思うと会計を済ませる前に封を切って食べ始める始末。。。おいおい大丈夫か?と思っていると、店員さんと笑いながら会計してる。。。

なんだ、常連さんなんじゃん。

お店に来たのは前々回のお正月以来だったのですが、その時と比べるとYukon Kingが少なく、たけなべ が10個ぐらいピックアップすると、残りはSockeye(紅鮭)ばかりになってました。3月末はオフシーズンなのでしょうか...。
会計を済ませて帰ろうとすると、ドライバーさんが、たけなべのボックスをヒョイと持ち上げてタクシーへ。外で待ってれば待ち時間分の料金も取れるのに、良心的なのかな?この、ドライバーさん。

ド:「ほかに行く所は?ホテルに帰るかい?」
た:「うん、ホテルに帰る」
ド:「ここのバッファローのソーセージはうまいんだ食べるかい?」
た:「サンキュー。(一口食べて)うん、うまいよ。ところで、この店知ってたの?」
ド:「店はよく来るけど、店の名前知らなかったんでね(笑)」

見ていても、話をしてても楽しいドライバーさんでした。

再びオーロラ・ロッジへ

Santa's Smokehouseのスモークサーモンは、フロントで冷蔵庫に預かってもらい、夕方過ぎまでロビーでインターネット。
夕食を済ませた後は、明日の出発に備えて荷物をスーツケースに詰めます......が、要領の悪さも手伝って、あっという間にオーロラツアーの出発時間。

急いでオーロラツアーの準備をしてロビーへ。今日も誠さんのピックアップ。
今日は自分を除くとアメリカ人の女性2人組のみ。誠さんのお話だと「今年は外国人のお客さんも、かなり増えている」のだとか。そういえば昨晩も一昨晩も外国の方がいらしたし、コールドフットではアメリカ人の団体さんもいらっしゃいました。アメリカ人もオーロラ好きの人が増えてきたのでしょうか。
あまり増えすぎると、ホテルや航空券の手配が大変になるので困りますが......。

オーロラ・ロッジに到着すると、先客が2名(こちらは日本人の母娘連れ)いらっしゃいましたが、自分達3名を加えても5名。昨日以上に少人数です。加えて昨晩以上にオーロラが不発。

その代わりと言っては何ですが、シータックがスゴク元気!バーガとケンカさながらにじゃれあってます。
誠さんがiPodで音楽を流し始めると一緒になって歌い始めるし!(シータックのレパートリーは、行った時のお楽しみということで、ここではナイショにしておきます)

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昨年の4月にホームページで見たときはソファの隣にたたずむ「ちっこい犬」だったのですが、9月にシータックを初めてナマで見たときは1メートルくらいの大きさになっていて「成長したな~」という印象。それが3月には身長1メートル50以上!体重も相当ありそう。一目見た瞬間、「でかっ!」という印象です。亜希子さんによると「まだまだ大きくなる」のだとか。
ヤンチャ盛りのシータック、今後の成長が楽しみです。まずは、お客さん用のクッキーに手を出すのは止めようね。

ロッジの中で亜希子さん、誠さんとの会話を楽しんでいると、あっと言う間にツアー終了の午前2時30分。楽しい時間は過ぎるのも早いものです。帰り支度を始めると、申し訳程度のオーロラが出ましたが、ブレイクはせず。そのまま撤収となりました。

誠さんにホテルまで送っていただき、「また来ますね~」と再会を約束してお別れです。

旅の記録

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