オーロラ・ハンティング

二度の「臨時停車」で体調も少しは快方に向かい、窓の外に気を配る余裕も若干は出てきました。
車窓から眺める天空には時々緑色のカーテンが現れるのですが、「初日のブレイクほどではないし...」ということでスルー。
一緒に参加した方の「だんだん贅沢になってきますね」という発言に強く同意です。

結局、停車したのは北極圏を出発して3時間ほどたった午後10時前。
かなりいい感じのオーロラが南側に出ています。南の空に出現するオーロラを見るなんて、ダルトンハイウェイ・ツアーならでは。
参加してよかった。。。

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バスは人工の灯りがまったく見えないハイウェイを飛ばし、行きにトイレ休憩で停車したトレイルの入り口に戻ってきました。

さあ、オーロラ撮影と思って見上げた空は......一面の雲天。

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「まあ。晴れるかもしれないので、少し待ちましょう」とドライバーさんは焚き火の用意を始めます。

結局は雲が晴れることなく、焚き火を囲みながらドライバーさんの身の上話や、アラスカでの生活についての話に聞き入ったりします。アメリカ50州のうち走っていないのはミズーリだけらしく、アメリカの他の観光地の話がいろいろと伺えます。
アシスタントさんは、アラスカ大学に留学して動植物の勉強をされているとか。いろいろとアラスカの動物の話をしてくださいました。

オーロラが見えなくても楽しい時間。。。

このあと晴れ間を求めて場所を移動したのですがオーロラは見えず。
午前2時を回ったので、あきらめてホテルへの帰路へ。

ホテルに到着したのは午前3時30分すぎ。正味でいうと17時間近い長旅でした。

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バスを降りる前、参加者1人1人に北極圏渡航の証明書が配られました。証明書にはキレイなオーロラをバックに据えた北極圏の看板の写真が。この写真はドライバーさんが撮影されたもので、赤と緑のオーロラが見事に捉えられています。

いつかは、こんな写真を撮ってみたい。。。

旅の記録

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