ハリケーン峡谷

食事とトイレを終えて展望席に戻ったあたりから列車は標高を上げ始め、山の頂は真紅の低木から岩場に変化していき、線路沿いの木々も黄色を濃くし始めます。
マッキンリーが再び左側の車窓に顔を出し、シャッターチャンスということで、みんな写真を撮ろうとするのですが、沿線の木々が邪魔をしてなかなか良い構図が取れません。

t06090307.jpg

「これが日本だと沿線の木々をなぎ払って、シャッターチャンスを作ってくれるのに...」と思ってしまいますが、ここはアラスカ。「まあ、曇って見えないこともあるんだから、見えただけでも...」と思って、記憶の中に美しい光景を留めました。

t06090308.jpg

しばらくすると列車は徐々にスピードを落とし始めて停車しました。
これまでも景色の良いビューポイントが近づくと、スピードを落としていたのですが停車したのは初めて。何事かと思って窓の外をみると鉄橋の上で機関車が止まっています。

「ハリケーン峡谷よ」というガイドさんのアナウンスと同時に列車は徐行を始め、しばらくしてまた停車。
今度は自分たちの乗った車両が鉄橋の上で停車し、眼前にはハリケーン峡谷の絶景が!

t06090309.jpg

鉄橋の上に停車していた時間は、ほんの5分ぐらいでしたが、大満足の絶景でした。

旅の記録

This site is
hosted by .heteml
Powered by Movable Type 4.26