ワイルドライフツアーへ

デナリの朝はさすがに冷え込みます。この日も天候に恵まれて放射冷却も手伝って吐く息が白くなるほど。確実に気温は10度以下。バスの中は暑いだろうと思い、薄着にしたのは失敗だったか。。。

06:50に出発予定だったツアーバスは未だ到着せず。
リバーキャビン手前の橋の工事はまだ続いているらしく、その影響で遅れているとのこと。
予定時刻から遅れること約30分、ようやくツアーバスが到着。

寒さに耐え切れなくなりマッキンリービレッジの建物の中で待っていたこともあって、乗車したのはかなり最後のほう。
にも関わらず、幸運にもバス右手の窓際の席をゲット。
座席の上に置かれたボックスミールをピックアップして席につくと、すぐにバスは動き出します。

しばらくすると、頭の上のほうで風切り音がします。「窓がきちんと閉まっていないのかな~」と思って音のするほうを見ると.........。

なんと窓ガラスと窓枠の間には幅3mm、長さ10cmくらいの隙間が!!

「窓際の席が空いていたのは、この窓のせい?」と気付いたときには後の祭り。でもバスは満席なので席を変えてもらうこともできず...。今日はモノに恵まれない日なのかも......。

と、落ち込んだ気持ちのまま、いよいよメインディッシュのワイルドライフツアーが始まりました。

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公園の入口でツアーバスにもレンジャーの方が乗り込んできて、公園内での注意事項を説明されます。もちろん英語ですが...。

・動物が出てきても騒がない。
・食べ物はガム1枚さえも車外に一切持ち出さない。
・動物が出てきたら席を譲り合う

現地ガイドさんから追加でお願い。

「サファリパークではないので、動物が見えなかったり、近くに寄ってこなかったりしても、怒らないでくださいね」

実際に「動物が見えなかったからカネ返せ!」というお客さんもいるらしいです。
現地ガイドさんも大変ですね。。。

旅の記録

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