チェナ温泉へ

チェナ温泉に出発の午後3時までホテルの部屋でのんびりと過ごしてバスに乗車すると、昨日よりも心なしか人数が少なめ。さすがに昨日の強行日程がきつかったのか、何名かの方はホテルでの休息を選ばれたようです。約21時間、観光と移動を繰り返していたら、たけなべ の"若さ"でもさすがに堪えます。「あ~、頭痛が痛い...」。

フェアバンクスを出発したバスは黄葉に埋め尽くされたチェナロードを東へ。途中、ジャコウウシの牧場に停車したり、山火事の跡でスピードを落としたりしながら90分ほどでチェナ温泉に到着しました。

チェナ温泉は1905年に炭鉱の湯治場として開かれ、昨年100周年を迎えたそうです。
開設当時の建物も3棟だけ残っており、築"たった"100年の建物なのにアラスカの「歴史建造物」なのだとか。

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冬の直行便の時期は日本人だらけになると聞いていましたが、この日も自分たちを含めて200人ぐらいは居たでしょうか。インターンでスタッフとして働いていらっしゃる日本人の方も多く、ここは日本の温泉地か?と勘違いするほどです。

温泉は室内のジャグジーと屋外の露天風呂で構成されていて混浴!ただし水着着用。。。
成分は硫酸塩、重炭酸塩ナトリウムで、殺菌用の塩素が加えられているとのこと。たしかにお風呂の近くでは硫黄の匂いと塩素のにおいがします。効能は冷え性や皮膚病、ケガの治療に良いとか。。
たけなべ は体調がすぐれなかったので入浴を遠慮しましたが、入られた方はみなさんいいお湯だったとおっしゃっていました。

チェナ温泉のすごいところは、敷地内の電力をすべて温泉の熱による発電でまかなっていること。その電力を使って通年のアイスミュージアムを作れてしまうんですから、温泉の恩恵のすごさを感じてしまいます。
ちなみに昨年のアサヒ「カクテルパートナー」のテレビCMで使用されたアイスバーは、チェナ温泉のアイスミュージアムだそうです。

「クレーン車とか持ち込んで2週間も撮影してたから、どんなすごい番組ができるんだ?と思ってたら、たった15秒のCMだった」と、チェナ温泉のスタッフもビックリしたそうです。

旅の記録

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