パニックの連続

けれども離陸してみるとエンジン音にかき消されてヘッドホンを通じたキャプテンの声が聞き取りにくいこと。パニック。。。。

キャプテンの声が聞こえません...

「右手がバルディーズの方向...」「左手に見えるのがMt.Wrangellで、その前がMt.Blackburn...」とガイドしてくれているようなのですが、聞き取るのに精一杯です。
さらには「前方にMt.LoganとSt.Eliasが見えてるよ。右の三角形の山がSt.Elias、左のギザギザなのがMt.Logan」と言われたにも関わらず、右(Right)と左(Left)を取り違えてMt.LoganをSt.Eliasと勘違いして写真を取り続ける始末。。。。
(飛行機から降りて他のみなさんに指摘されて、初めて間違いに気付きました)

マッカーシーが近付くと眼下には縞模様が美しいケニコット氷河が広がります。
突然、「カメラを貸して」というキャプテン。自分がカメラを差し出すと、操縦そっちのけで撮影を始めるキャプテン。眼前には岩肌が迫ります。

眼前に迫る山肌!

「キャプテン!山が迫ってますよ~。脇見運転やめてください~」と横を向くと、なんとキャプテンは操縦桿を握っていません!

「きゃー、写真はいいから、手放し運転は止めて~」と言いたいところでしたが、英語でどう言えばいいか判らなかったので、事の推移を見守るしかありません。
キャプテンが平然と操縦桿を握りなおして左旋回を開始するまでの間、生きた心地がしませんでした。

氷河に向かって一直線!

操縦席は心臓に悪いです。。。。

この後、Root氷河、Kennicott氷河の上空を旋回し、マッカーシーに着陸。
わずか40分ほどのフライトでしたが、いろんな意味で緊張の連続。長く感じられました。

旅の記録

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