2007 秋: 2007年9月12日

パンケーキの悪夢再び

今日は朝8時半に出発して1日中ドライブ(=トイレ休憩の場所が限られる)なので、朝ごはんには軽めなものを...と考え、オムレツ&ハム、ハンバーガー、(朝から)ステーキなどが並ぶメニューの中からパンケーキを注文。
枚数も自分の好みで指定できるみたい。「昨日は3枚出てきて3分の1くらい残したから、今日は2枚で注文すれば丁度いい...」っていうことで、2枚で注文。

が、出てきたパンケーキは直径が昨日のパンケーキの約1.5倍!!

直径30センチはあります...。

冷静に考えればあたりまえのことですが、同じメニューでもお店が違えばサイズも違いますよね...。

頑張って食べました...が、「1枚+3分の1」で敗退。。。

パンケーキは、もうしばらく要らないです。。。

イザベルパス?

8時30分にコッパーセンターを出発。フェアバンクスに向けて丸1日北上を続けます。

グレナレンのガソリンスタンドで再給油した後、リチャードソン・ハイウェイの両側は延々と続く黄葉の森。
道路際の景色はパクソンの街を通過するあたりから、ようやく変わり始めてヤナギなどの潅木が増えてきました。

いよいよアラスカ山脈越えか...と思ってみても急坂が現れるでもなく、山肌が迫ってくるわけでもなく、ツンドラの紅葉の真ん中で停車...。
「ここがピークのイザベルパスです」と安藤さん。

これが最高点の坂道。

アチガンパスのような急峻な山道を想像していたので、「ええっ?」って感じで拍子抜け。
何も知らないで一人で来てたら、絶対に通り過ぎてる...。

道の両側にアラスカ山脈の山が迫ってくる場所はありましたが、イザベルパスを通過しても急な下り坂がある訳でもなく、しばらく平坦な道が続くだけ...。

いつの間にか、あっさりとアラスカ山脈を通過していました。

パイプライン大好き~

アラスカ山脈を通過して、しばらく走るとパイプラインのビューポイントに到着。

プルドーベイからフェアバンクスを経由してバルディーズに至る石油パイプライン。
コッパーセンターからデルタジャンクションまで、ほぼハイウェイと並行して設置されているのですが、洪水対策などの理由で地下に埋設されている区間が多くて、ここまでほとんどお目にかかっていません。
パイプラインと並行してドライブできるっていうのが、このツアーを選んだ理由の一つだったのですが...。

ここのビューポイントはパイプラインが地下から出てくる場所。ということは、パイプラインのパイプそのものに触ることができます。
フェアバンクスの市内観光で行く場所も、パイプラインの真下まで行くことができますが、パイプの位置が高すぎて台座までしか手が届かないですから...。
パイプライン好きの たけなべ としては堪らない場所です。

手を伸ばせばパイプラインに触れられます...

ということで、思わず抱きしめてしまいました。

延々と丘の向こうまで蛇行していくパイプラインは、壮大な自然に対して畏敬の念を抱きつつも、経済成長のために開発を進める矛盾を凝縮したような光景です。

パイプラインの見学を終えて車に戻ると、入れ替わりでフェアバンクス方面から観光バスが到着。

思わず「わざわざこんなとこまで良く来るよね」と言ってしまいましたが、一瞬間をおいて「あ、自分たちもか......」と気付きました。

WORLD RECORD

この日はデルタジャンクションのレストランで昼食を取る予定だったのですが、スケジュールが少し押し気味なので、スーパーマーケットで昼食を調達することに。

なぜ、スーパーにクマの剥製。

デルタジャンクションのスーパーマーケットに入ると、でっかいクマの剥製がお出迎え。
プレートには「世界一大きなコディアックベアの剥製」って書かれています。
飾られている剥製がホントに「世界一」かどうかは眉つば物ですが、スーパーマーケットにクマの剥製を飾るという発想はスゴイですよね。

で、たけなべ はローストビーフサンドを購入(さすがにパンケーキは回避...)。
車で更に30分ほど走ったタナナ川を見下ろすビューポイントでお昼をいただきました。

このポイントは「晴れればアラスカ山脈の山も見える良いポイント」(安藤さん談)なのですが、この日は残念ながら雲がかかっていました。
それでも日本では滅多にお目にかかれないような絶景です。
こんなビューポイントがゴロゴロしているアラスカって、やっぱりすごい。

旅の記録

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