2007 秋: 2007年9月12日

自然の摂理

昼食後もリチャードソンハイウェイを更に北上。

道の両側は延々とスプルースと白樺の混生林が続きますが、ところどころスプルースが白く立ち枯れた場所が点在します。

立ち枯れたスプルース

ここ数年、アラスカでは松食い虫が異常発生していて、あまり対策も取らないので被害が拡大しているそうです。
松食い虫は気温が低いと死滅するので、地球温暖化が異常発生の一因になっているのではないかと言われているのだとか。

アラスカでは山火事も民家に被害が及びそうにならない限り、自然に鎮火するの待つと聞いたことがあります。
松食い虫も「自然の摂理」と割り切って、人の手を加えて対策することには消極的なのだとか。

まあ、それだけならまだ納得だけど、アラスカってゴミの分別もしないんですよね。
燃えるゴミも、燃えないゴミも、ビンも、缶も、全部一緒のゴミ袋に入れて埋め立て...。

そこまで行くと、自然の摂理に任せてるって言うより、単にルーズなだけって気もしないでは無いですが...。

アラスカに行くと環境問題について、いろいろと考えさせられます。

アラスカの主要産業

しばらくすると道路の右側が開けてきて、滑走路に軍用機が整列している姿が見えてきました。全米で最北のアイルソン空軍基地です。
ここは日本や韓国に配備される戦闘機の経由地にもなっている重要な拠点だそうです。

空軍基地に整然と並ぶ軍用機。

アラスカは第二次世界大戦の頃から重要な軍事拠点で、冷戦が終結した今でも軍関係の施設が至る所に点在しています。
安藤さん曰く「石油、観光に匹敵するアラスカの主要産業」だそうですから...。

空軍基地のメインゲートを通過すると、アラスカ鉄道の支線がハイウェイと並行して走っているのが見えるようになって来ました。
10分ほど走ると道路の左側には見慣れたサンタクロースの人形。
ノースポールの街を通過すると、フェアバンクスもすぐソコです。

東京から飛行機で到着するとフェアバンクスって田舎だなぁと感じるのですが、アラスカをドライブして到着するとフェアバンクスって大都会に感じます。

二時間押し

アラスカ大学博物館

フェアバンクスに到着後、まずはアラスカ大学博物館へ。たけなべ は3回目の訪問。
さすがに見るとこ無いよな...と思っていたのですが、2階の展示室は見たことが無かった(というより2階に展示室があることさえ知らなかった)ので、結構楽しめました。

ゴールデンハートパーク

その後、ドリームキャッチャーを買いたいというKさんのリクエストに応えるため、ダウンタウンのギフトショップへ。この時点で午後6時。
「そろそろ急がないと...」と時間を気にし始めた安藤さん。

セーフウェイ

ドリームキャッチャーをゲットした後、ベントリーモールのSAFEWAYに移動。
今日、明日の食材を調達して、シャンダラーランチに到着したのは午後8時。

シャンダラーランチ

オーナーのキースさんはハンティングで不在でしたが、奥さんのベルマさんはお孫さんと首を長くして待っておられました。

夕食の準備が終って、食べ始めたのは夜の9時30分。

夕食~

「予定より二時間押し」と安藤さんは少々凹み気味ですが、みんな楽しんでますよ!

食事の後片付けを終える頃には外も暗くなり始め、いよいよオーロラ鑑賞!
...と行きたい所でしたが、いつの間にか空一面に雲が拡がっています。
ポツポツと明るい星は見えますが...。

オーロラが出たら皆さんを起こすということで見張っていましたが、見えるのは筋雲に反射するフェアバンクスの街灯りのみ。
(俗に「フェアバンクスのオーロラ」と呼ばれているそうです)

筋雲に反射する街灯り

この日は午前5時くらいまで粘りましたが、結局雲が晴れることはありませんでした。

旅の記録

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