2007 秋: 2007年9月13日

朝寝坊

5日目の朝、たけなべ は「オーロラの見張り番」をしていたこともあって少し寝坊。
シャワーを浴びて身支度を整えた頃には、すでに他の皆さんが朝食を準備してくださっていました。

あぁ、手伝わずにスミマセン。本当にありがとうございます。

朝食~

朝食を終えるとお昼のお弁当(おにぎり)を作って、エンジェルロックのハイキングに出発。
チェナロードを車で30分ほど走って、トレイルの入口に到着。

いよいよ一番心配していたエンジェルロックへのハイキングが始まります。

スリリングなトレイル

トレイル入口の看板によると、今日のコースは3.5マイル(約5.6キロ)、標高差は900フィート(約300メートル)で、2~3時間のトレイルらしい。

出発してしばらくは平坦な道が続いて余裕...だったのですが、20分ほどで急峻な山道に一変!
徐々に付いていくのが大変になってきました。

いよいよ本格的な登り

先を行く別グループの声がする方向を見上げると、そこには高さ50メートルはあろうかという断崖絶壁!

頭上から人の声が...

「...まさか、ここを登るのか...」

と思っていたら、その岩は右によけてスルーしてくれました。ひと安心。

足元が...

が、今度は足元の幅が30センチくらいしかない場所を通過!
バランスを崩すと50メートル近く、滑落してしまいます。...メタボなお腹がつらい。

思った以上にスリリング。

エンジェルロック登頂

短い休憩をはさみながら、2時間かけて何とかエンジェルロックの頂上に到着。
眼下にはスプルースと黄葉でできたパッチワークの絨毯が丘の向こうまで広がっています。

ほんと、これだけでも見に来た価値あります。
高所恐怖症の たけなべ は、頂上から真下を見る時は想いっきり腰が引けていましたが...。

山頂でポーズを決める安藤さん。

頂上付近でお昼ご飯をいただき、帰りはラクラクの下り道。
登りほどスリリングでは無いものの距離が少し長かったので、下りも2時間ほどかけて入口まで無事に帰ってきました。

一昨日にルート氷河で足慣らしをしていたこともあって、思ったよりは大変では無かったです。
が、少し憔悴した たけなべ を見て、安藤さんが一言。

「パソコン持って登った人は、初めて見たよ」

あぁ、すみません。ノートパソコンが手放せないのは、職業病なもので...。

チェナ温泉で水泳

エンジェルロック・ハイキングを無事に終えた後はチェナ温泉に移動。

JAL直行便のツアーで訪れた昨年は、日本人だらけで北海道の温泉地に来ているような雰囲気でしたが、今年は直行便ツアーの人たちは不在(日程的にはアンカレッジに滞在しているはず)のため、日本の温泉って感じはなくアラスカの温泉気分。

これくらい空いていれば泳げます。

直行便ツアーだと芋の子を洗う状態になる岩風呂も、泳げるくらいに空いていて、ゆったりと浸かることができました。

お風呂上りにロッジの周辺を少し散策。
チェナ温泉の黄葉は昨年と同様に素晴らしいのですが、エンジェルロックを歩いた後だと、さすがに感動を覚えるほどじゃないなぁ。

だんだん贅沢になっていく。。。

旅の記録

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