「午後になるほど天候が不安定になるので、出発は朝早いほうが良い」というドライバーさんのアドバイスもあり、午前8時にはコールドフットを出発。
午前4時までオーロラ観測をしていたので少し眠いです。自分で運転するわけではないので、眠くなったら寝ててよいのですが、周りの景色がそれを許してくれません。早起きは三文の得とは、よくいったものです。
プロの写真家でもあるドライバーのKさん曰く「日中の写真は普通の観光でも撮れる。プロは朝焼けや夕焼けの風景を狙う」のだとか。うーん、納得。
30分ほど走ると、ガイドブック「The Dalton Highway」にもView Pointと記されていたSukakpak Mtn.が見えてきました。
この山は南側と北側では山容が一変するらしく、両方で車を停めて写真撮影。確かに南側から見ると「ツチノコ」、北から見ると3つのピークが重なって「M字」に見えます。うーん不思議。
その後も北上を続け、コールドフットから1時間30分ほどで「最北の木」に到着。この木がダルトンハイウェイ沿いにある「最北の木」らしいのですが、根元が心無い人に傷つけられていました。葉っぱも茶色に変色して枯れかかっています。「最北の木」に選ばれてしまったばかりに、ひどい目に遭わされてしまっているのが可愛そう...。
しかも数10メートル北側には小さめのスプルースが...。あちらが「最北の木」になるのも時間の問題かもしれません。
「最北の木」の傍には「最北のトイレ」も。ここでしばしのトイレ休憩。
前回のダルトンハイウェイではトイレがガマンできず、臨時停車してもらいましたが、今回はちゃんとトイレで用を足すことができて一安心。