旅の荷物 アーカイブ

カメラ用の予備電池と充電キットは必ず準備しましょう。
オーロラ撮影の場合は寒さによる電圧降下で、常温で使用するよりも早く電池がダメになるので、予備電池は余分に用意しておくことをオススメします。

単3乾電池に対応したデジカメであれば、電池は迷わずサンヨーのエネループがオススメです。

一般的な充電池はメモリー効果を避けるために完全放電してから充電しないといけませんが、オーロラ撮影に使用した電池は放電するまでに時間がかかります。
エネループは完全放電させることなく継ぎ足し充電が可能なので、一般的な充電池と比較すると短時間で充電が完了します。

なお、米系の航空会社や米国国内線、米国発の国際線では、保安上の理由から電池類をスーツケースに入れて預けることができなくなりました。発見されたら没収されますので、必ず機内持込手荷物にしましょう。

航空会社の規定に則った「安いもの」をオススメします。

ノースウエスト航空をエコノミーで利用する場合、23kg以下で3辺の和が158cm以内の荷物を2個まで無料で預けることができます。
アラスカ航空を利用する場合、荷物を預けるのに1個目の荷物が$15、2個目の荷物が$25ほどかかります(日本でノースウエストと一緒に航空券を発券する場合、アラスカ航空でもノースウエストの規定が優先されるので、2個目まで無料で預けることができます)。
(いずれも2009年11月7日現在)

アメリカの空港ではスーツケースを積み下ろしする際、思いっきり投げ飛ばすので、スーツケースが壊れることが少なくありません。
バゲージクレームに行って修理を要求するにしても、預ける前に壊れてなかったことを証明しないといけなかったり、航空会社に修理の見積を了承してもらう手続きが面倒だったりします。
似たようなスペアのスーツケースがバゲージクレームにあれば、その場で壊れたスーツケースを交換してくれますので、最悪の場合は交換してしまうことを前提に「リーズナブルな」スーツケースを選ぶことをオススメします。

また、ハードタイプのスーツケースは、投げ飛ばされて痛みやすいので、ソフトタイプのスーツケースの方が良いそうです。

あと、ネームタグもお忘れなく。
アラスカ航空はスーツケースが遅れることが多く、後続の便で到着したときに間違って持って行かれるのを防止できます。

個人的な意見ですが、TSAロックは「不要」だと思います。
アメリカの国内線はバゲッジクレームがセキュリティエリアの外にあるので、スーツケースが盗まれるときは簡単に盗まれます。まだ盗まれたことは無いですが...。
盗まれて困るような貴重品はスーツケースに入れないというのが基本だと思いますので、わざわざ鍵をかける必要は無いでしょう。
(TSAロックでも鍵が壊されることがあるようですし...)

為替レートの変換や、単位の変換ができる電卓が便利です。
長さも重さも温度も、慣れるまで変換は大変です。

「GLOBAL TALKER」のように電卓機能だけでなく、単位の変換機能の付いたデジタル翻訳機を持っていくと良いと思います。

最近はデジタル翻訳機の「ワールドメイト」(販売終了。販売中の製品の中では「GLOBAL TALKER」がオススメ)しか使っていないのですが、コンパクトなデイリーコンサイス英和辞典地球の歩き方・トラベル会話をお守りのように持って行っています。

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