2005-2006 冬: 2005年12月29日

機内で時差調整

飛行機への搭乗は定刻通りに開始され、午後7時には搭乗ゲートから離れます。
しかし、成田は夕方のラッシュアワー。離陸したのは午後8時前でした。そういえば、去年も離陸まで時間がかかったっけ。

離陸から1時間ほどで最初の機内食。お昼が軽めだったので、何の問題も無く完食です。

両親や姉は、またお酒やビールを飲んでグッスリと睡眠。
前日の睡眠時間を削ったのが功を奏したのか、たけなべ はビールを飲まなくてもグッスリお休み。

「アラスカに到着したら朝ですから、機内では寝てるに限りますよ~」とは前回の反省を踏まえての持論です。

2回目の機内食はハムとトマトをはさんだパンとデニッシュパン、チーズ+クラッカー。

前回はトレイ一杯に食べきれないほどの機内食が出てきてビックリしましたが、今回は小さなボックスにおさまる量です。
飛行時間が短い=食事の間隔が短いことを考えると、これくらいが丁度いいです。。


フェアバンクス空港への到着は午前8時30分ごろ。この時期は夜明けの遅いアラスカですが、さすがに空は白みはじめています。
昨年は着陸前の機外カメラに「オーロラ!?」と思われる緑色の光が映っていましたが、ここまで明るくなると、それらしい光は見えません。

もうひとつ昨年と違うのは滑走路に雪が無いこと。昨年は着陸したときに粉雪が舞い上がっていたのに...。

熊谷さんのホームページで「昨年以上の暖冬」という話は伺っていましたが、早くもそれを実感です。。。

昨年は「らくらくシート」で到着後20分くらいで入国審査が完了したのですが、今年はエコノミーだったので整理券をもらって待合室でしばらく待機です。

待合室はベンチもそこそこ用意されている上、日本で放映された旅番組(テレビ朝日の「朝だ!生です旅サラダ」)のビデオが流され、フリードリンクのサービスまであります。

入国審査が終わってもツアーの参加者が全員揃わないとホテルへ移動できないことを考えると、こっちのほうが「らくらく」かも。。。

入国審査のゲートを通過すると、今年はしばらく待機。30名ぐらいがまとまった時点で空港職員に誘導されて手荷物受取所へ移動します。
昨年と同様、屋外を歩かなければなりませんでしたが、今年は誘導されているので空港で遭難しかかることはありませんでした。きっと自分以外にも迷子になった人がいたんだろうな~~。
しかも外気が全然冷たくありません。ひょっとして日本のほうが寒いんじゃないの?と思わせるほどです。

スーツケースを受け取り、難なく税関を通過。
今年は入国審査に約1時間かかりましたが、座って待てていた分、そんなに苦ではありませんでした。

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税関を出たところで現地ガイドさんのお出迎えです。今年のガイドは昨年もお世話になった方。
「あ、たけなべ さん」と言うと、名前を言う前にリストをチェックされました。

「今年もよろしくお願いしま~す」。

「顔を覚えてもらっとるいうことは、よっぽど迷惑かけたんじゃろうねぇ」とは母上の弁。
いや、「両親連れて、また来ます」って言っておいたし。。。

暖冬で...

自分たちが入国審査を終えて1時間ほどでツアー参加のみなさんが揃ってホテルへ移動。

バスに乗車される人数を数えてみると、今年は自分たちを入れても30人弱。バスの座席は半分くらいしか埋まっていません。初日完売だったので、バスは満席になるものと思っておりましたが。。。
ほかのツアー会社に飛行機の席を押さえられて、ジャルパックは定員減ということでしょうか。予約確保が難しかったのも頷けます。

ホテルに移動した後、現地ガイドさんから滞在中の諸事項に関して説明。

「毎年冬の時期はホテルの横を流れるチェナ川が凍って、オーロラ観測ができたり、車が通ったりもするのですが、今年は暖冬で12月に入って4台も川に落ちちゃいました。ですので、川の上には出ないようにしてください」

ガーン!今年は昨年以上の暖冬と聞いていたが、ここまでとは。。。
ということはオーロラ鑑賞の延長戦は無しってこと!?

「川の上に出なければ見ても構いませんけど、、、」

それじゃ木立が邪魔になって、よく見えないので、延長戦の意味が無いんですが。。。

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空港では入国審査の待合室でフリードリンクやビデオのサービスがあり、待遇が改善されてましたが、ホテルでも待遇の改善がされてました。

・ツアー中はツアーデスクでお湯とホットドリンクのサービス
・ミールクーポンの利用時間が午後2時まで延長(しかも料理はバイキング形式)

さすがに冬の直行便も2年目。少しずつですが、待遇が改善されていっているようです。
あとは入国審査と、入国後の待ち時間をなんとかしてほしいものです。着陸から入国審査完了までに2時間ですから。
何とかなりませんかね~。

ホテルのレストランで夕食

初日から遠出するのも面倒ということで、この日はプリンセスホテル内のレストランで食事。

JAL直行便のツアー中は、日本語併記のメニューがあり、お値段はチップ込で書いてあります。
これだと英語が判らなくても「This One」で通じちゃいますし、酔っ払ってチップの計算を間違えることも無いので良いですね。

この日は4人で「サーモン」と「ハリバット」のプレートを1つずつ注文。プレートについてくるスープやポテト、サラダの注文も問題なくこなせました。
まあ、向こうが合わせてくれてるのも、あるんだけどね。

ビールは飲み比べをしてみようということで、アラスカンアンバーと、シルバーガルチの白・黒を各1つ注文。
個人的な好みは「アラスカンアンバー」→「シルバーガルチの白」→「シルバーガルチの黒」って感じでしょうか。

肝心の食事のほうは、ハリバットが「星3つ」で、サーモンは「星1つ半」ってところでしょうか。
現地ガイドさんから「アラスカのサーモンはパサパサでおいしくない」と聞いていましたが、おっしゃるとおりという感じです。サーモンよりもその上にのっかていた「蟹の身をほぐしたもの」のほうがおいしかった。
ハリバットは適度に脂も乗っていて美味って感じでした。付け合せのスープやポテト、サラダも平均以上。

お支払は母上の担当。英語がどこまで通じるか試してみたいというので、姉と2人でセリフを教えて状況を観察。。。

母上は店員さんとの会話から支払いまですべてをソツなくこなしています。
好奇心旺盛な母上に関心。

旅の記録

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