↑税関申告書を書く機会は、もう無いかもしれません。
8月の旅行もシアトルで乗り換えたのですが、米国の入国審査がペーパレスになっていました。
- 一度でもESTAで入国した事がある人は、米国パスポートと同じ列に並ぶ。税関申告書も記入不要。
- 空いている機械に行き、パスポートを読み取らせる。画面に表示される質問(日本語可)に回答し、その後に指紋と写真登録。手続きが完了するとレシートが出てくる。
- 出てきたレシートを持って審査官の列に並ぶ。審査官に滞在目的や滞在期間などの簡単な質問(ここは英語)をされる。
- レシートは税関を通過する際に回収されます。
(ESTAで初めて入国する人や、パスポート切り替え後の初入国の人は、税関申告書を記入して従来通りの入国審査になるようです)
機械化によりこれまで30分ぐらいかかっていた入国審査があっさり10分で完了。
「これはトランジットも楽になるな~~」
なんて思っていたのですが、荷物が出てくるまで30分ぐらいかかってしまい、税関を通過したのはいつも通りの時間。
しかもトランジットのセキュリティチェック(フェアバンクスでは何度か経験していますが、シアトルでは初の全身スキャナ)で、
- 「ジーンズの後ろポケットに入っているものは何!」
- (↑ウェットティッシュが引っ掛かり、X線検査に回されました)
- 「あんた首からなんかぶら下げてるわね!」
- (↑首からぶら下げているパスポートケースが怪しまれてボディチェック)
と、これまでに以上に厳しく取り締まられ、セキュリティチェックを抜けるまで結局1時間。。。
やっぱりトランジットは大変です。