「エネルギー・資源学会」の学会誌で「地球温暖化:その科学的真実を問う」という特集が組まれ、オーロラ博士の赤祖父先生(アラスカ大学名誉教授)も寄稿されているらしい。
ゴア元米副大統領の映画「不都合な真実」や、IPCCの影響もあってエコがブーム(あえて「ブーム」と言う)の昨今ですが、人間活動による温室効果ガスが温暖化の原因という俗説(と言い切るのはセンセーショナルかもしれません)が、いかに科学的根拠に乏しいものかがよく判ります。
「限られた」パラメータに基づいたコンピュータ・シュミレーションと、過去数千年数万年の気候変動を解析した結果のどちらが「科学的」かは論じるまでも無いように思いますが...。
そんなバカな!と思われる方は、赤祖父先生の著書「正しく知る地球温暖化」もどうぞ。
地球の平均気温が観測史上(たった数十年の期間で)最高になったとか、氷河が急速に(?)後退しているとか(後退してなければニューヨークはまだ氷河に埋もれていますが...)、事実だとは思いますが、だからといって温室効果ガスを出さない「クリーンな」原子力発電を推進しようとする人たちには与したくないというのが、たけなべ の率直な気持ちです。
原子力発電が生み出す「産物」は温室効果ガスよりも自然への負荷が大きいように思いますから。