Rid of Whale

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クジラを食べる文化に培われた一人の人間として、「クジラの命を頂く」という意味を改めて考えたくなる言葉。

最近、「クジラの捕食が海洋資源の減少を招いている」という説がUASなどの共同研究として発表された。
1989年に発生したタンカー座礁事故以降、プリンスウイリアム湾のニシンは減り続けているが、その主因が海洋汚染ではなく、ザトウクジラの捕食によるものだというものだ。

アラスカでは折しもここ数年、クジラと同じくニシンを餌とする大型魚類(サーモン、ハリバット、タラなど)の漁獲高が減少している。
この学説を聞いて冗談か本気か「我が家のサーモンを確保するためにクジラを駆除すべきだ!」と言っている人もいるらしい。

たとえ冗談でもバローの人たちが聞いたら、どう思うことだろうか...。

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このページは、たけなべが2010年2月19日 23:34に書いた記事です。

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